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Web サイト常時 SSL 化のメリット・デメリット

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Web サイト常時 SSL 化のメリット・デメリット
 Web サイト常時 SSL 化のメリット・デメリット

みなさんgulpしてますか〜?え〜してないよ〜ってね。
こんにちは。フロントエンドエンジニアの熊谷です。

今日の話題は常時SSLについてです。
まずはSSLの説明を軽く。。。

SSL(Secure Socket Layer)とはブラウザとウェブサーバの間でやり取りされる情報の漏洩を防ぐための暗号化技術のことです。 SSLを使用することで、ユーザの個人情報は暗号化されて送信されますので盗聴や改ざんができなくなり、セキュリティが向上します。

なぜ今頃SSLの話題なのかと申しますと、2018年7月からインターネットが大きく変わろうとしているためです。
それは何かと言うと、、、

2018年7月から、すべての非SSLサイトに警告が表示される!

な、なんと、、これは由々しき事態。わかりやすく言うと超やべーのであります。
今の所、2018年7月リリース予定のGoogle Chrome 68においてのみの話ですが、Firefoxもログインフォームなどで警告が出るようになっており、潮流的にもSSL化が強く推奨されています。
端的にいうと、世界中で57%のブラウザにおいて非SSLのサイトは「保護されていません」と表示されてしまうということです。

SSL化が強く推奨される理由

Google様には逆らえないのです。。というわけではなく、ちゃんとした理由があります。

公共無線LANが増えたことによる通信傍受のおそれ

いわゆるFree Wi-Fiと呼ばれるもの、利用されたことあるのではないでしょうか?
とても便利でよく利用するのですが、公共のWi-Fiの中にはセキュリティで保護されていなかったり、安全性の低いWi-Fiも存在します。
安全性の低いWi-Fiで通信すると、悪意ある第三者によって盗聴、のっとりなどの危険があります。

こういった被害に会わないためにも、すべての通信を暗号化するべきだと言うのがGoogleの考え方なんですね。

SSL化のメリット

  1. 安全な通信が可能
    前述の通り、通信が暗号化されるため、第三者による盗聴や改ざんがされなくなります。

  2. 検索順位向上
    GoogleはHTTPのサイトよりもHTTPSのサイトを優先して検索結果に表示すると公表しています。
    参考:「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」 

  3. HTTP/2で高速ブラウジング
    HTTP/2とは、従来の通信方式を見直し、通信の高速化とセキュリティを強化した次世代の通信方式です。現在主要なブラウザにはHTTP/2での通信に対応しています。
    HTTP/2での通信にはSSLは必須条件となっています。

SSL化のデメリット

  1. SNSのソーシャルカウントがリセットされる
    HTTPSになることによって、URLが変わったとみなされ今までのURLに対する「いいね」などはリセットされます。
    新規サイトの場合やリニューアルの際にはあまり関係のない話ですね!

あれ、デメリットが少ない

以前までは、デメリットとして「維持費用、導入費用が高い」という項目があったのですが、最近では無料の証明書も増えてきており、誰でも手軽にSSLを導入することができます。
証明書の価値や企業の信頼度といった面では無料証明書はやはり見劣りしますが、まず最低限大事なのは「通信が暗号化されること」ではないでしょうか?


不明点や質問など受け付けます!

「うちのサイトはSSLになってますか?」「弊社サイトにもSSLを導入できますか?」
「企業信頼度の高いSSLを導入したい」
「今朝自宅の鍵、締めたっけ?」「昨日の晩御飯が思い出せない…」
など、なんでも聞いてください!
それではよいSSLライフを!

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