
課題 Issue
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【特定サービスの訴求不足】
全般的な会社案内サイトで特定サービスを訴求できていなかった。
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【若年層での認知度が低かった】
認知度が高い50代以上に比べ20-40代の若年層の認知が低かった。
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【更新体制の未確立】
タイムリーなサイト更新や情報発信が難しい状況で、運用体制に工夫が必要だった。
解決 Solution
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【月間成約数が過去最高を記録】
不用品回収に特化したLPとLINE導入等で1か月の成約数が過去最高を記録した。
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【問合せ数が前年比約3倍に急増】
ターゲット層の獲得に成功し問合せ数が前年比約3倍へ急増した。
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【口コミ評価が4.4点へ向上】
容易に更新できる仕様とし継続運用で口コミ評価が4.4点に上昇した。
浜松市で『一般廃棄物収集運搬業許可第1号』を取得し、長年の信頼を積み重ねてこられた株式会社三共様。
2023年にホームページをリニューアルした後、2026年7月には個人を対象とした不用品回収に特化したLP(ランディングページ)を制作。
その際、若年層への訴求力強化を図るシステムを積極的に導入し、新たな運用体制を構築していきました。
その結果、8月だけでSNSの友だち追加が約60件あり、その相乗効果か問い合わせは約30件、成約は約15件という過去最高の数字を記録。新たな顧客層の獲得に成功しました。
そこには、「若手に任せる」と決めた上司の英断と、「ホームページでも結果を求める」若手社員の情熱がありました。

「数字として結果を残したい」若い世代の想いが成功への序章
まず、ホームページをリニューアルしようと思ったきっかけを教えてください。
神谷さま: 私が入社したのは1年と少し前ですが、前職でも同業種を経験していました。
入社後しばらくは三共のやり方や集客の流れを見ながら動いていたのですが、やるからには件数を増やしたい、数字として結果を出したいという思いが強くなってきたんです。
そこで、問い合わせを増やすにはどこを改善すべきかを考えた時に、まずホームページだと思いました。
以前のホームページには、どのような課題がありましたか。
吉川さま: 以前のサイトは、会社情報や沿革、サービス一覧を網羅した、会社案内の役割を担っているホームページでした。
当社のサービス全般を広く紹介する形で、特定のサービスをフォーカスしてはいなかったんです。
そこへ神谷が、「不用品回収に特化した見せ方に変えたい」と提案してきまして。やる気のある若い者にやらせてみようと。
同時に、ホームページ本体は浜松商工会議所推奨のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を利用していたので、担当の野々山さんに相談しました。


若い世代にも伝わるデザインと、信頼性の打ち出し
相談の結果、不用品回収に特化したLP(ランディングページ)を作ることになったわけですが、制作にあたって特に重視したことは何ですか。
神谷さま: 一番意識したのは、20代〜40代にターゲットを絞ったことです。
三共は地域での認知度が高く、特に50代以上の世代には知られていました。一方で、若い世代に知ってもらうにはもう少し伝え方に工夫が必要だと感じていました。
そこで今回のLPでは、2023年のリニューアル時に登場したオリジナルキャラクターの『さんきょちゃん』も活用しながら、明るく、今っぽく、親しみやすいデザインにしました。
内容面でのこだわり、制作中のエピソードを教えてください。
神谷さま: 不用品回収の業界は、お客さまから見ると業者の違いがわかりにくく、少し不安を持たれることもあります。
だからこそ、「浜松市の一般廃棄物収集運搬業許可第1号」であることは、すぐ伝わる位置に入れたいと考えました。「ちゃんとした業者である」という安心感は、最初に伝えるべきだと思ったからです。
吉川さま: 以前は私がホームページ管理の中心でしたが、どうしても頻繁な更新作業にまでは注力しきれない面がありました。
ホームページは定期的に新しい情報を届けてこそ価値が高まるものですが、業務の合間での運用には工夫が必要だと感じていたんです。
そんな中神谷が自分で動かしたいと言ってくれたので、本人が運用しやすい形を優先しました。
神谷さま: 更新方法はレクチャーしていただいたので、新着情報や事例紹介を自分のペースで追加できています。
慣れれば1件5分〜10分ほどで更新できます。難しすぎないことは、継続の面でも大きかったですね。
吉川さま: 神谷の色が出たサイトになったと思いますし、更新もできていてしっかり運用されているホームページになりました。
結果もちゃんと出ているので(笑)、思い切って若い者に任せて良かったと、こういう決断ができることも上司として大事だと、本当に思いましたね。
アプローチ方法や運用方法の改革後1か月で過去最高の成約数
結果を出すためにどのような工夫をされたのか、教えていただけますか?
神谷さま: いろいろデジタル世代に寄り添った大胆な改革をしました。
公式LINEの活用による見積もりや相談のやりとり、各種キャッシュレス決済の導入、Googleビジネスプロフィールの活用など、あらゆる運用体制を新たに構築し、若年層への訴求力を強化したのが効いたのだと思います。
吉川さま: クレジットカードやキャッシュレス決済なんて、この業界ではどうかなと思っていたんですけどね。 現金中心だったこともありますし、手数料の負担や導入の手間もかかるので、二の足を踏んでいた領域でした。
ただ、お客さまの問い合わせハードルを下げる意味では必要だと考えました。
吉川さま: クレジットカードやPayPay、au PAYを希望されるお客さまも多い印象でしたし、 ターゲットにした世代はどんなシチュエーションの支払いでもキャッシュレスが当たり前の感覚だと思ったので、受け入れられると確信していました。

実際の成果について、数字も含めて教えてください。
神谷さま: 導入して1か月で、SNSの友だち追加は約60件ありました。
物販ではない業界、しかも不用品回収という分野だと考えると、驚きの数字だと思います。
神谷さま: はい。私も驚きました。そして、そのうち約半分の30件ほどが問い合わせにつながり、さらにその半分の約15件が成約になっています。
電話やメールよりも気軽に相談できることが大きかったのか、「これって回収できますか」「料金だけ知りたい」といった初期相談が増えた実感はあります。問い合わせのハードルを下げられたことが成約に繋がったと感じます。
しかも若い世代だけでなく、50代、60代の方からも想定以上の利用があり、世代で区切れない部分を感じましたね。
吉川さま: 以前のホームページにも、リニューアル後のホームページにもメールでの問い合わせフォームはありましたし、 公共のパンフレットなどに広告も出していたので電話での問い合わせは一定数ありました。
以前は、正直そこまで若い層に当社のサービスが響くとは思っていませんでした。まさに、業界の中での思い込みですね。
LPの仕掛けが、アプローチできていなかった層にしっかり届き、新たな客層の掘り起こしに成功しました。さらに従来のお客さま層にも、新しいサービスが浸透して、リピートの回転が速くなったというデータも出ています。
会社としても大きな気づきがありました。しっかりお客さまの方を向いて改革したからこその、結果だと思います。
お客さまとの双方向の繋がり強化で信用評価も急上昇
Googleビジネスプロフィールの活用も大きな成果を挙げているとうかがいました。
神谷さま: 更新や口コミの返信をしっかりやっていこうと、担当の野々山さんからアドバイスをいただいたのでコツコツ続けていますよ(笑)。
以前の評価は2点台でしたが、今は4.4点まで上がりました!
口コミ件数はまだ多くありませんが、返信を含めて丁寧に運用することが信頼に繋がっていることを、本当に実感している結果です。

やらない理由を並べるより、まず(ホームページ開設に)動いた方がいい
これからホームページの見直しを考える企業へ、アドバイスをお願いします。
吉川さま: SNSだけで十分と思う会社もあるかもしれませんが、やはり本丸はホームページです。
LINEやInstagramといったSNS、Googleビジネスプロフィールなどは、あくまでもホームページから派生して運用されるもの。入り口になったとしても、最終的に信頼の受け皿になる場所はホームページであり、それこそが信頼の証になると思います。
神谷さま: 小さな更新でも、積み重ねることが大切だと思います。
ホームページの更新、口コミ返信、事例掲載など、1つ1つはそこまで大変ではありません。でも続けると、検索や比較の場面で差が出ます。
実際に「ChatGPTで浜松市の業者を調べて一番上に三共が出てきた」、というお客さまもいました。AIが推してくれる(笑)ようになったのは、地道な運用が効いてきたからだと感じます。
吉川さま: 今回、当社は短期で大きな効果を出しましたが、単発で終わらせないことが重要で、これからが勝負だと思っています。
正直なところ、ホームページや口コミ返信は、やったからすぐ売上に直結すると言い切れるものではないと思っています。
それでも、やらない理由を並べるより、まず動いた方がいい。それだけははっきりと言えます。
特化型LPが若年層獲得と過去最高の成約数に貢献。
株式会社三共様の事例では、地域で培ってきた信頼を土台にしながら、ホームページ、LP、公式LINE、口コミ運用を連動させることで、新たな顧客接点を生み出していました。
なお、インタビューの後日にお伺いした最新の実績では、9月の問い合わせ数は前年比約3倍に増加し、売上においては前年比なんと約300%を達成されたとのこと!
若い世代を含む問い合わせ増加と売上という成果につながった点は、異業種でも参考にできるものだと感じました。
同社は今後も不用品回収に加え、遺品整理やゴミ屋敷対応など個人向けサービスの強化を進め、Webを起点に事業拡大を目指しているそうです。
取材のご協力、ありがとうございました。