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初のホームページで都市部から反響獲得! 新たな挑戦の後押しに

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メーカー・製造業

株式会社ケイアイ静岡様の会社の外観の画像
今回インタビューにこたえてくださった株式会社ケイアイ静岡さま
 

株式会社ケイアイ静岡
代表取締役 伊藤 定由 様 
営業 伊藤 暢孝 様 

《制作物》
コーポレートサイト
https://www.keiai-s.jp/
 
ケイアイ静岡様コーポレートサイト

課題 Issues

  • 【23年間サイトがない状態】

    設立以来ホームページがなく、自社の設備や品質管理体制を対外的に発信できていなかった。

  • 【自社独自の強みの未言語化】

    経営理念や会社の方針が明文化されておらず、企業のアイデンティティが整理できていなかった。

  • 【新規開拓や信頼獲得の限界】

    ルート営業中心で、新規訪問時の信用獲得や、名刺だけでは伝わらない情報提供に課題があった。

解決 Solutionst

  • 【県外からの新規取引獲得】

    開設後すぐに大阪などの県外から問い合わせがあり、実際の新規取引開始へとつながった。

  • 【経営理念の言語化と信頼向上】

    制作を機に理念や方針を整理して掲載できたことで、対外的な信頼感の構築に貢献した。

  • 【新規事業の展開と補助金獲得】

    手応えから新事業のランディングページを作成し、別事業として2回目の補助金採択も実現した。



切削工具の再研磨を中心に、リサイクル製品の提供や機械工具のオーダーメイド製造・販売を行うケイアイ静岡様。

2024年12月に、創業から23年目にして初めてホームページを開設されました。

対面のルート営業で実績を上げ、必要性を感じていなかったホームページがもたらしたものは、営業効果だけではなかったそうです。

効果を実感して展開した新事業『釣心(つりごころ)』のランディングページや、2つの事業で受けることができた補助金のことなど、参考になるお話を伺うことができました。

株式会社ケイアイ静岡様の会社外観の画像

創業23年目にしてホームページ初開設へ

初めてのホームページ開設だったそうですね。

定由さま: そうです。2003年に株式会社ケイアイワールドより「のれん分け」の形で独立したのですが、会社設立以来23年あまり、ホームページはありませんでした。
これまでは対面のルート営業が中心で、お客さまとの信頼関係を積み重ねてきたので、ホームページがないことで大きく困る場面は正直あまりなかったんです。

導入の後押しになったのは何だったのでしょうか?

定由さま: 大きな後押しとなったのは息子(暢孝さま)が入社したことですね。
私はデジタル関係にあまり強くないのですが、若い世代の感覚として「これからはホームページが必要だ」と考えてくれていました。
商工会議所の情報を調べたり、補助金申請の書類を進めたり、ホームページを開設するにあたっての準備から制作の進行担当として、全てを請け負ってくれました。

暢孝さま: 大手企業とお付き合いする中でも、お客さまが調べたときにしっかり作られたホームページがあるとないとでは、信用につながると思っていました。

セミナー参加で見えた「自分たちでも運用できる」感覚

浜松商工会議所推奨のホームページ作成サービス『ウェブサポ』を選んだ理由は?

暢孝さま: 浜松商工会議所のホームページから『ウェブサポ』の無料セミナーがあるのを見つけて参加しました。
操作性も良く、これなら自分も作業できそうだと感じました。あとはSEOの管理が分かりやすく管理できる点ですね。
ホームページを開設するなら、ある程度自分で更新作業などができる形にしたかったので、心の中では他との比較検討することなく、決まりでした。
私が感じた利点を社長にプレゼンして、導入のOKをもらいました。

現在の運用体制はどうなっていますか。

暢孝さま: 私が担当しています。お知らせや取扱商品の追加などは、基本的に一人で更新しています。
一方で、ランディングページ『釣心』につながるブログは、社長が担当しています。
とはいえ、釣果の写真とコメントを社長が私に送ってきて、ホームページにアップするのは私の仕事なのですが(笑)。
気まぐれに送ってくるので、スマートフォンからも編集できるのは良いですね。

効果について語る伊藤社長の画像
サイトの運営について語る伊藤暢孝様の画像

会社の強みを言語化する機会になった

制作の中で、特にこだわった点を教えてください。

定由さま: 一番伝えたかったのは、しっかりした工場設備と品質管理体制があることです。
当社自身に工場はありませんが、愛知県の関係先工場で設備や検査体制を整えており、一貫体制が整っていることを、しっかり見える形にしたかったんです。
リンクも含めて、背景や体制が伝わる構成のホームページになっていると思います。

暢孝さま: もう一つ大きかったのは、ホームページ制作をきっかけに経営理念や会社の方針を整理できたことです。
企業のアイデンティティを整理できたことは、想像していない大きな収穫でした。
実は、これまで特に明文化していなかったので、何を大事にしている会社なのかを改めて考え、それを掲載できたのは良かったですね。
対外的にも大きな信頼につながっている手応えがあります。

デザイン面ではいかがでしたか。

暢孝さま: 満足です。こちらは初心者なので、頭の中のイメージをどう形にしてもらえるのか想像すらできませんでした。
けれど、打ち合わせで製造業の硬いイメージを払拭した商社らしい柔らかい雰囲気や、親しみやすさ・温かみを重視したデザインを希望し、入れたいものを伝えました。
そうしたこちらの要望を想像以上にきれいに整理してもらえました。
細かい修正の要望にも丁寧に対応してもらえたので、安心してお任せできましたね。
それから、コーポレートカラーというものも提案していただけました。
以前の青系の印象から変えて、黒ベースにオレンジを効かせたデザインへ。
オレンジは以前から会社案内のパンフレットでも使っていた色だったので、結果として統一感も出ました。
自分たちだけでは思いつかなかった提案から、より会社の顔としての印象が明確になったと思います。

公開後の実績について語る伊藤社長の画像

問い合わせと新規取引の実績が生まれた

公開後に感じた効果は何でしたか?

暢孝さま: 新規の問い合わせがありました。
数としては爆発的ではなく、数件という規模ですが、実際に取引開始に至ったお客さまもあります。

定由さま: 開設当初から、業務内容の傾向として爆発的な効果が出るわけではないと、周りから聞いていましたが、想像より早く効果を実感できています。
それでも、静岡県内中心だった当社に対して、大阪など県外からの問い合わせが来たのは一つの変化でした。
元々、当社の強みの一つである研磨に関しては静岡県内のみを商圏としていたので、最初からそこを強く狙っていたわけではありませんが、商圏の広がりを感じるきっかけにはなりました。

ホームページの役割を今はどう捉えていますか。

暢孝さま: ホームページだけで仕事がどんどん来る、という期待は大きく持っていません。
ただ、営業が訪問した後に「どんな会社だろう」と検索してもらった時、会社の実態が見えることには大きな意味があります。
名刺だけでは伝わりにくい商品説明や仕様の細かい部分も、ホームページが補ってくれます。
そういう意味で、営業ツールとしても役立っています。
お客さまへのメリットはもちろん、当社としては新人が情報を補う基盤として使えるので、早く独り立ちできるメリットは大きいです。
当社の将来を見据えても必要なツールだと感じています。

今後はSEO対策にもう少し力を入れて、お客さまがどんな製品や情報をほしがっているのか、探しているものがウチのホームページですぐ見つかる工夫をしていきたいと思っています。

本体サイトとは切り分けて、別の見せ方を実現

『釣心』のランディングページを作られた経緯を教えてください。

定由さま: 『ウェブサポ』の担当者さんから提案してくれました。
『釣心』は段ボールや色紙で作る魚の模型で、当社の本業とは分野が大きく異なります。
本体サイトの一部として載せるより、ランディングページとして切り分けた方が分かりやすいという判断でした。
広告運用との相性も考えると、その形が合っていたと思います。

「釣心」事業で製作された魚の模型
実際に釣竿であそび方を説明してくださる伊藤代表

1社で2つの異なる事業として補助金制度を2回活用できたそうですね。

定由さま: はい。『ケイアイ静岡』のホームページとは別に、『釣心』単体でもう一つ補助金が利用できました。
全く別の事業であることと、『釣心』の製品の独自性を認められたことが大きな理由です。
現在、特許出願中です。

社長の思いが詰まった新しい挑戦

『釣心』には、どんな思いが込められているのでしょうか。

定由さま: もともとは、孫と一緒に釣りを楽しみたくて作り始めたおもちゃです。
「小さいうちから魚や釣りに親しんでもらいたい」という想いが出発点でした。
最初は販売するつもりは全くなく、家に飾っていたものを見た方から「これは面白い」「売れるのでは」と言われたことがきっかけとなり、事業化へと進めることになったんです。

効果のほどは?

定由さま: ランディングページができたことで、商品としての価値が上がったと思いますし、皆さんに伝えたい想いが伝わり、共感や楽しさの共有ができるようになったように感じます。
ラジオ出演後の反応も、ランディングページの存在が後押しになった実感はありますね。
今後さらに反響が増えるようなら、『釣心』は『釣心』で、独立したホームページ展開も考えていきたいです。

信頼を可視化し、営業と未来を支えるホームページへ

これからホームページ導入を考える企業へのメッセージをお願いします。

定由さま: 費用面で悩む気持ちはよく分かります。当社もずっと迷っていました。
ただ、きちんと作ることで、会社の見え方は大きく変わります。
小さな会社でも、背景や体制、考え方まで伝えられるのは大きいですね。

暢孝さま: 営業の立場から言えば、ホームページは信頼してもらうための材料です。
こと中小企業の場合、新規訪問では、まず信頼・信用という点が入口になります。
そういう意味で、ホームページは営業を助ける武器であり、会社のCMをする場でもあります。
私たちがホームページで受けた大きな恩恵は、人が築いてきた信頼をホームページ上でも補えるようになったことかなと思っています。
そして、これは私たちの反省も込めてのアドバイスなのですが、写真素材を最初からしっかり準備しておくことをお勧めします。
『ウェブサポ』の料金プランによると思いますが、費用面でお悩みの方にとって、このレベルのホームページを安価に導入できることは非常にメリットがあります。
自分たちで更新できる範囲は良いのですが、その後の運用において修正や改訂費用面も見据えてコストを意識して取り組んでみてください。

 
制作を終えて

『ウェブサポ』でホームページを開設したことで、ケイアイ静岡様は会社の強みや信頼性を見える化でき、県外からの問い合わせや新規取引にもつながりました。
さらに、その成果と手応えが新規事業『釣心』の展開を後押しし、ランディングページ制作や補助金活用へと発展。ホームページ開設が、営業支援にとどまらず、事業の可能性を広げる転機になった事例です。
新しい事業の目は、意外と足下にあるのかもしれません。中小企業の皆さまの一参考例となるインタビューとなったように思います。